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2016.1.10 田原酒造 杉玉飾り

槽により醪(もろみ)を搾る作業が上槽(じょうそう)です。
上槽が終わってから、お酒として壜詰めされるまでにはまだ細かな工程がありますが、タンクに入るところまで到達すれば、まずは一段落。

今年の酒造りができたことをお客様に知らせるのが、杉玉(すぎだま)です。

酒林(さかばやし)とも呼ばれるようですが、昔の日本酒は、杉の木で作った桶で仕込んでいたこともあり、杉の葉を使って杉玉を作るようになったといいます。

田原酒造奮闘記ニュース1回目はこちらから。
→2015.11.14 田原酒造奮闘記ニュース

田原酒造奮闘記ニュース2回目はこちらから。
→2015.12.12 田原酒造奮闘記ニュース

杉の穂先(葉)を集め、ボールのように丸い玉を作ります。
店先に吊るすことで「新酒ができました」と知らせる役割を果たします。
と同時に、お酒の神様に感謝を捧げるものです。

吊るされたばかりの杉玉は緑ですが、やがて枯れて茶色になっていきます。
色が枯れてゆく変化が、酒の熟成を物語っていきます。

田原酒造の杉玉は、年末に飾られました。
杉玉は誰が作るのでしょう。
もちろん、田原酒造の社長さん。
今年は忙しくて、杉玉作りが遅くなってしまったと、ちょっと言い訳あり。
たしか年末に飾られたと記憶しています。
できるならば、杉玉作りを見学したかったところですが、こんなところまで配慮しながら酒作りをしているのですね。



12月末、今年の新酒ができています。
店先に、堂々と飾られています「無ろ過生」。
ろ過や火入れをしていない、香味あふれるドンとした生酒です。

雪鶴 純米吟醸無ろ過生原酒
「袋しぼり」のラベルが付いています。
→1800mlタイプ
→720mlタイプ



雪鶴 本醸造無ろ過生原酒
「袋しぼり」のラベルが付いています。
→1800mlタイプ
→720mlタイプ
 

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