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水保観音

西浜七谷(現上越市の桑取谷、名立谷、糸魚川市の能生谷、早川谷、西海谷、根知谷、川西谷(今井・小滝・青海地区)と呼ばれる7つの谷のうちのひとつ、西海谷(にしうみだに)は海川(うみかわ)が作り出した谷
上流には「海谷渓谷ジオサイト」があり、海谷山峡パーク、千丈ヶ岳の大岩壁、海谷高地などの地形が形成されています
海川河口から約3キロほどの上流、左岸の支流に水保川(みずほがわ)があり、古く天台宗御前山雲台寺に通ずる道が開けていました

水保観音堂 石柱

水保川が海川と合流するあたりの道路に「国宝水保観音」の標柱があり、しばらく進めば観音堂駐車場です。
駐車場からは、水保観音堂の大きな石柱が見え、階段を登ると観音堂です。

糸魚川市水保観音堂

水保観音堂の創建は泰澄大師が養老年間(717~724年)に開いたとか、あるいは弘法大師空海が大同元年(806)に開いたとか云われています
その後、坂上田村麻呂が当地を訪れた際境内が整えられ寺院として草創したそうで
当時は吉祥院に属し、信仰を広げ最盛期には七堂伽藍を備えた大寺院として周囲にも大きな影響力を持っていました。

水保観音堂 木造十一面観音立像

国指定の重要有形文化財「水保の木造十一面観音立像」は、観音堂の裏手の収蔵庫に安置されています

桜材の一木造り、全面に鑿(のみ)目がつけられている鉈彫り、像の高さ155センチ
丸のみを横に用いて荒っぽく彫る技法で、のみの運びが自由で、像からは素朴で穏やかさが感じられます
新潟県の中でも貴重な一木十一面観音ですが、頭上の十面は彫りがなく、墨で描かれています。

水保観音堂 説明書き

あらかじめ拝観の予約をしておけば収蔵庫の中まで入れていただけるので間近で観音像を拝観できます
拝観料は1グループで5000円、拝観するには1ヶ月前からの事前予約が必要です

水保観音堂 境内

像は平安時代中期から後期の作で、両腕の手首から先が欠損しており何を保持していたのかと謎が残ります
境内には日野資朝(ひのすけとも)の一子阿新丸(くまわかまる)の塚といわれるものがあるそうですが、わたしには確認できませんでした。

鎌倉時代に後醍後天皇の倒幕に加担し佐渡に流され、本間一族に惨殺された日野資朝の子供阿新丸が十一面観音の霊力を受け、父の敵を討ち果たしたという伝説からこのような伝えが残っているのかもしれません。

中村栄美子さんの糸魚川のふるさと民話「水保の観音」にもその伝えが描かれています
→ふるさと民話「水保の観音」

糸魚川市 水保日吉社 鳥居口

糸魚川 水保日吉社 杉の大木

水保川をはさんだ対岸には日吉社があり、うっそうとした林のなか、御神木の杉の巨木があります

祭礼は5月1日で神輿渡御が観音堂との間に行われ、かつては舞楽も奉納され賑いを見せたといわれます。

【アクセス】
国道8号線「押上」の信号から南方向222号線に入り、広川集落交差点を右折
糸魚川駅から6km、車で15分。専用駐車場あり無料
サイクリング可能な範囲です
所在地:〒941-0044 新潟県糸魚川市水保

糸魚川市 水保観音堂 地図

糸魚川市 水保観音ー日吉社 地図

[拝観予約・お問合せ]
西海地区公民館 TEL 025-552-0268(8:30~17:00)

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