2011.1.23 ジオパーク発祥
「ジオパーク」の発祥について
「ジオパーク」という言葉を世界で最初に使い始めたのは糸魚川市である。
国際的なジオパークが機能する前に、1991年より新潟県糸魚川市でジオパークとしての活動がある。
糸魚川市は、
①「糸魚川-静岡構造線とフォッサマグナ」という日本列島の形成に関わる重要な地質構造であり
②ヒスイなど貴重な鉱物や多様な岩石・地層が産出する地域である。
1987年に糸魚川市がまとめたフォッサマグナと地域開発構想に基づき、
1990年には人工的に糸魚川静岡構造線を露出させた「フォッサマグナパーク」が作られた。
さらに博物館の建設準備と市内の地質見学地のガイドマップや解説板の整備が進められる中、
1994年に新設される「フォッサマグナミュージアム」と調和のとれる名称として、
それまでの地質見学地に代わって「ジオパーク」という名称が1991年に博物館の学芸員によって造語された。
ジオパーク活動として
・中央博物館としてのフォッサマグナミュージアム、
・野外博物館としてのジオパークの保全や利用の促進
・それらを通じた地域の振興が進められてきた
これは2004年に始まる国際的なジオパーク活動とは独立に発想され進められてきたものであり、
GGN(世界ジオパークネットワーク)が推進するジオパークよりも地質学に特化していた。
2008年に国際的なジオパークに申請することで、国際的なジオパークへ発展した。
引用「ジオパーク運動」『フリー百科事典 ウィキペディア日本語版』(http://ja.wikipedia.org/)。2011年1月23日11時(日本時間)現在での最新版を取得。
日本ジオパークネットワーク公式ホームページ
http://web.mac.com/japan_geoparks/JGN/top.html
糸魚川ジオパーク
http://web.mac.com/japan_geoparks/JGN/member/itoigawa/itoigawa100.html
http://www.city.itoigawa.niigata.jp/geopark/