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相馬御風の生家<県指定史跡>

相馬御風(そうまぎょふう)は早稲田大学校歌「都の西北」、日本初の流行歌「カチューシャの唄」、童謡「春よ来い」など多くの人が口ずさむ名曲の作詞者です。
また良寛研究の第一人者であり、短歌・随筆など才能豊かなこと、そして書家としても有名です。



春よ来い(MUSIC)

相馬御風は明治16年(1883)7月10日糸魚川市大町に生まれ、高田中学校、早稲田大学に進み、在学中に岩野泡鳴らと共に雑誌「白百合」を創刊。大学卒業後に「早稲田 文学」の編集に参加。一方で野口雨情、三木露風らと共に「早稲田誌社」を結成し、試作上の一切の約束事を捨てた「口語自由詩」を提唱しました。

地元糸魚川に戻った後も近郷から作詞の依頼が殺到し、多くの学校の校歌が今なお歌い継がれています。

糸魚川市HPからご覧ください相馬御風作詞の校歌

県立糸魚川高等学校の格調高い校歌は卒業生らの自慢です。


また、地元に伝わる奴奈川姫伝説をもとに糸魚川にヒスイが産出するのではないかと推測し、それが昭和13年に糸魚川でのヒスイ発見につながりました。2016年9月に国石(日本国の石)としてヒスイが選定されましたが、御風無くしてこれは有りえなかったことです。御風はあらゆることにアンテナを張り巡らした感性豊かな人で糸魚川を愛していたのだと思います。

ヒスイが日本の国石になりました

昭和25年5月7日脳溢血で倒れ、8日に逝去、享年67歳でした。
大町区墓地(市内清崎)の最奥に相馬御風の墓があります。毎年5月7日には菩提寺の善導寺(市内清崎)で「御風忌」が催されます。



糸魚川を愛し創設した短歌社「木かげ会」は今もなお継承し活動しています。




近年はイメージキャラクラブームに便乗し「御風さん」が作成されました。
イベントにたびたび登場し、太い眉とひょうひょうとした浴衣姿の雰囲気が人々に親しまれています。



相馬御風の生家は現存し、二階を書斎として文学活動を展開した当時のままの姿が残されています。
こじんまりした家屋で、つつましく生活していた様子をうかがい知ることができます。
この建物は新潟県指定史跡となっています。



御風の偉業は、自宅の土蔵に保存されていましたが昭和3年(42歳)の大火で蔵書の大半、研究資料をことごとく焼失したようです。
糸魚川歴史民俗資料館に現存する資料はその後のもので、資料の多さに驚きます。
是非ご来訪していただき、書家としての御風も楽しんでみてください。



【アクセス】
相馬御風生家
JR糸魚川駅日本海口より徒歩5分
住所  :〒941-0061 新潟県糸魚川市大町2丁目10番1号
開館時間:9時00分~16時00分
休館日 :◇月曜日(その日が祝日や休日にあたるときは開館し、その翌日が休館)
     ◇祝日の翌日(その日が土曜日、日曜日、休日にあたるときは開館)
     ◇年末年始(12月28日~1月4日)
入館料 :一般100円、高校生以下無料

糸魚川歴史民俗資料館(相馬御風記念館)
JR糸魚川駅アルプス口より徒歩5分
住所  :〒941-0056 新潟県糸魚川市一の宮1-2-2
問合せ先:TEL/025-552-7471 FAX/025-552-7471 E-mail/ bunka@city.itoigawa.lg.jp

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