「持続化給付金」の申請方法
経済産業省中小企業庁が、新型コロナウィルスの感染拡大により事業継続でお困りの方へ、事業継続を下支えするために給付する制度です。
中小法人で最大200万円、個人事業者では最大100万円が給付されます。
借入金とか補助金ではありませんので返済する必要はありません。
事業継続にお困りの方は、ぜひ利用される事を検討してください。
給付金を受け取るには申請しなければなりません。
(実情を報告し、正当と認められれば給付されます)
【お困りその1】
給付を受けるには、インターネットを利用したオンライン申請だけが認められます。
インターネット?、キーボード?、パソコン?という言葉で鳥肌が立つ方はここで挫けてしまいますが、
大丈夫!、「申請サポート会場」があちこちに開設されています。
糸魚川市では、糸魚川商工会議所内に5月21日から会場が開設されました。
こちらに出向けば、事務局員がオンライン申請を代行してくれますので簡単に申請ができます。
入力代行の費用は無料です。
【お困りその2】
申請サポート会場は、コロナ対策が万全に施されているため完全予約制になっています。そのため出向くには事前予約が必要です。
ショートメールや返信を受ける事ができる端末で、「0120-835-130」をダイヤルします。
音声ガイダンスに従い、ピポパと番号を打ち込むだけです。
会 場:1503(糸魚川会場)
日 時:0529(5月29日)
時間帯:1(午前)/2(午後)/3(夕方)
時間区分:1~(30分刻みの時間)
予約が完了すれば、ショートメールなどで予約番号が返信されるので、番号を覚えて指定日時に会場に行きましょう。
ショートメール?、端末?、ピポパ? ここで挫けてしまう方
大丈夫!、手ぶらで糸魚川商工会議所においでください。今の時期なら個別対応していただけます。
ちょっと頑張って足を運びましょう。
申請サポート会場の予約方法も教えてもらえそうです。
【お困りその3】
申請会場には、お困りの実情を証明する資料を持っていかなくてはなりません。
何を準備して行けばいいの?
個人事業主で白色申告をされている方の場合であれば、基本的なところでは以下の4点です。
・前年度の確定申告控(前年度にどれだけ売上げがあったかを申告し、税務署が認めたもの)
・売上が落ち込んだ、2020年のある月の売上台帳(売上明細表でも可)
・本人確認書類(免許証、保険証など)のコピー。原本持参でも構いません
・申請者の口座通帳のコピー。原本持参でも構いません
感染防止のため必ずマスクをして、ご自分の筆記具をお持ちください。
事業主の方が持ち込む資料はいろいろです。異なるそれらから申請に必要な資料を選び、整理したのち、登録代行を行います。
申請完了まではおよそ1時間程度かかりますが、ここは辛抱です。
不備があれば、後日出直す覚悟で行きましょう。
2度出直すことになったとしても、事業持続のための運営資金最高100万円が給付されるかもしれないのですから。
【はてなその1】
なんぼもらえるの?
一般的な白色申告の場合では、
S:前年度年間売上金額
A:売上が落ち込んだ2020年のある月(1日から月末まで)の月間売上金額
とすると、
次の条件にあてはまれば給付対象です。
S/12×0.5>A
(前年度の1ヶ月分売上の50%の金額より、Aが下回っている)
給付額は、
S-A×12 この値が100万円を超える場合は最大100万円
たとえば、前年度年間売上が240万円(月平均売上20万円)
今年の4月の売上が5万円であるならば、20万円の50%(=10万円)より下回っていることになるので給付対象となります。
そして給付額は、
240-5×12=180。100万円を超えるので最高額100万円が支給されます!
【はてなその2】
いつもらえるの?
早ければ、申請後2週間程度と言われています。
申請者の口座に振り込まれます。
不備がある場合は連絡が届き給付されませんが、誤りを訂正申請することが可能です。
さぁ、申請会場に出向き、給付手続きを代行してもらい、給付を受け、コロナに負けずに頑張りましょう!
【はてなその3】
申請はいつまで受け付けてるの?
平成3年1月15日まで受け付けていますが、糸魚川市の「申請サポート会場」は7月末までの予定です。
早めに申請しましょう。