平成28年12月22日午前10時20分、ラーメン店から出火した「糸魚川駅北大火」
「じもん風」「蓮華おろし」と呼ばれる強い南風にあおられ、飛び火を繰り返し、30時間後147棟を焼損し鎮火しました。
人の記憶は曖昧なもの。まち並みの記憶は残るけど、鮮明に語り継ぐことは時と共に薄れてしまいます。
「糸魚川駅北大火」を語り継ぐために、糸魚川市ライオンズクラブの資金協力と、クラウドファンディング「もったいないプロジェクト」の資金で発刊されました。
文は糸魚川市寺町地区の中村栄美子さん、絵は糸魚川市青海地区の小林和則さんが担当しています。
この本から糸魚川の大火の歴史を学び、古くからの町の歴史を知り、子どもたちに語り継いでほしいものです。
「お道よう」は糸魚川の方言です。
相手を思いやる「道中、気をつけて」、「無事何事もなくおかえりください」という意味のあいさつ言葉です。
「お道よう」のことばがあふれる糸魚川。そんなまちに育っていくことを願った「お道よう」は第2話として掲載されています。
文は糸魚川市寺町地区の中村栄美子さん、絵は吉原晴美さんが担当しています。
子どもたちに思いやりの心が芽生え、面白い糸魚川の方言を知ってもらい、糸魚川を忘れないでいてほしいので。
手元の本棚に一冊おいてあげてください。
2018年6月1日 初版 第1刷発行
ISBN978-4-907397-10-4
JAN 1920793015007
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